英語が出来るだけではそんなに仕事の役に立たない件

まだ3ヶ月ではあるが、曲がりなりにも海外で働いていて改めて感じるのは、「英語が出来るだけではそんなに仕事の役に立たないよ」ということ。

 

 

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そう感じる理由は下記の3点。

 

1つ目は、「業務知識や経験の方が遥かに重要」だから。

僕の場合日本でのITの知識とか経験があるため今のポジションとか給料を得られているわけで、ただ英語が出来るだけの人だったら多分将来AI取って代わられる可能性が極めて高い、雑用的な仕事しか与えられなかったであろう。

また、いくら英語運用能力が高くても、知らない分野について理解するのは難しい。

例えばセキュリティとかネットワークとか英語で語られて、どれだけの人が理解できるだろうか。

日本語でもよく分からないことは英語で言われてもわからない。

反対に英語運用能力がそれほどでもなくても、その分野のことを理解していれば、ある程度相手の意図は推測することができる。もちろん最低限の英語力は必要であるが。

 

2つ目の理由は、「英語力がどんなに高くても、結局ネイティブには敵わない」から。

日本の学校で英語極めたとして、それは日本人の中だけなら相対的に優位に立てるかもしれないが、競合をアメリカ人とかイギリス人に変えてみたらむしろ下手糞な部類。

シンガポール人は幼少の頃から英語で勉強するため、我々より遥かに運用能力は高いが、それでも欧米で就職するのは難しいとのこと。勿論就労ビザの問題もあるとは思うが。

アメリカ旅行したときに、ネットで知り合った現地在住の日本人の人と会ったのだが、その人は日本の語学系大学出た後アメリカの大学院に行ったんだけど、ディスカッションに全然ついていけなくて大変だったと言っていた。

当然大した職にもつけず(AI代替系)、海外で暮らすにせよ正直こういうのは微妙だなと思ってしまった。(ただこれでも日本人の”英語だけ人材”の中では成功例の部類)

 

3つ目の理由は、「結局英語は、人と人を繋ぐコミュニケーションツールの一つに過ぎない」から。

英単語をどれだけ知っていたとしても、外国人と親しくになれるかどうかはまた別問題。

そこはむしろ性格とかキャラクターによる部分が大きく影響するだろう。

究極的な例を挙げれば、千原兄弟のお兄ちゃんの方(せいじ)がベトナム行ったときに、関西弁だけで現地のバイクの運転手と友達になったこと。もはや言語とか関係ない。

ITのプロジェクトでも、リーダーシップとかリスクマネージメントとか英語力以外の部分が大きく影響するし、「当たり前のことを当たり前にやれるか」が大事だというのは海外でも同じと聞く。(そして”当たり前”の程度が国籍によってバラバラだから大変)

 

 

以上より、英語が出来ることは海外で仕事を行なううえでそこまで重要ではないと考える。

少なくとも、あればベターなもので必須のものではない。

 

日本ではまだまだ英語コンプレックスが強いというか、英語超強力ツール信仰が強い印象を受けるので、疑問を投げかけてみた。

とは言え、海外で働き日本とは違った働き方・ものの見方が出来るようになるうえで、英語は役に立つことは間違いない。

また英語で外国人とコミュニケーションを取るというのは、人によっては癖になるくらい楽しいことである。

僕も捉え方に少し注意しながら、キャリアや人生を構築していきたいと思う。

 

 

 

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